永い言い訳

 

永い言い訳 (文春文庫)

永い言い訳 (文春文庫)

 

 

 映画よりも色んな人の目線から幸夫のことが語られていて、幸夫のダメさというか浅はかさがより際立っている気がするし、幸夫自身も自己嫌悪が強い印象を受けた。

 だめだと分かっているのに暖かく曖昧な環境に自ら入り込んでしまう意志と決定力の弱さに身に覚えがあり過ぎて、共感と同族嫌悪の波。